メインジョブに迷ったらプレイスタイルで決めちゃえ

機工士のSS 基本情報
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ジョブが多いから色々触っちゃう

若葉さん
若葉さん

FF14ってかっこいい職業が多いから迷っちゃって、メインジョブが全然決まりません

FF14には戦闘ジョブだけでも16種あります。正直な話メインストーリーを進めるだけであればメインジョブがなくてもさほど問題ではないのですが、極や零式などのエンドコンテンツを目標に据えるのであればここはひとつメインジョブを用意しておいた方がスムーズに参加できます。

今回はネット上での評価なども加味しつつ、ジョブやロールについて一つずつ見ていきましょう。

ジョブとロールの関係について

ジョブとロールの関係について示した図

私たちが普段好きに切り替えてプレイしているのがジョブ。それをPTでの役割ごとにまとめたものをロールといいます。ことFF14ではパーティでの役割を明確に定めており、マッチングもロールに従って構成されますので、自身がどのロールでプレイするかというのを意識する場面が多く存在します。次のセクションで各ロールの役割について詳しく見ていきましょう。

各ロールの役割

TANK(タンク)

ナイトのSS

PTメンバーを守る砦。他ロールと比べて圧倒的に防御力が高く、敵を引きつけて誘導するのが主な役割です。その特性から、先導したり戦闘の進行を任されたりすることが多いロールでもあります。

プレッシャーのかかりやすい立ち回りを求められるためプレイ人口も少なく、ルーレットでは常にタンカーのロールボーナスがついているほど。その分タンカーを出すと喜ばれ、羨望の眼差しで見られることもままある模様です。

ロールカラーは青。

属するジョブは『ナイト』『戦士』『暗黒騎士』『ガンブレイカー』。

HEALER(ヒーラー)

白魔導士のLB3を発動するキャラクターのSS

PTメンバーを回復や蘇生・バフによって手厚く補助するロールです。戦況・ヒーラーの相方によってスキル回しが大きく変わることがあり、他のジョブ・ロールの特性を把握しているかどうかがヒーラーとしてのプレイヤースキルに大きく関わってきます。

タンク同様プレッシャーのかかりやすい立ち回りを求められるためノーマルのダンジョンなどではプレイ人口が少ないようです。ルーレットではタンクの次にロールボーナスがついていることがあり、マッチ完了にもあまり時間を取られません。

ロールカラーは緑。

属するジョブは『白魔導士』『学者』『占星術師』『賢者』。

メンター
メンター

筆者もヒーラーメインでプレイしています。危うい戦況の中上手く立て直せた時は大変ですがやりがいを感じられて楽しい:)

DPS

前述したタンクやヒーラーの補助を受け、火力を出すことで敵を殲滅するロールです。さらに近接物理・遠隔物理・遠隔魔法の3種に分かれ、それぞれで役割がやや変わってきますので以下で細かく見ていきましょう。

ロールカラーは赤。

Melee DPS(メレー)
忍者のSS

リミテッドジョブを除くロールにおいて随一の火力を持ち、エンドコンテンツでは火力の要とも取れる立ち位置にあります。方向指定のあるスキルを持っており、それが操作難易度を上げているととられるのか他二つのDPSと比べると人口が少ないようです。

接近して使用するスキルが多いため移動スキルを活用できないと致命的な被弾が増えるロールではあるのですが、そのテクニックを習得できれば安定して高火力を出したい方に向いているロールでもあります。

属するジョブは『モンク』『竜騎士』『忍者』『侍』『リーパー』。

Magical Ranged DPS(レンジ)
リムサロミンサで踊る踊り子のSS

他ロールの火力補助・軽減に特化したスキルが多く、このロール単体では目立った火力が出ないことがほとんどです。しかしその補助性能が高いのは間違いない上に操作難易度もさほど難しくはないので、安定して人気のあるロールともいえます。

また、そういった特性から所謂バーストの起点となることも多いので縁の下の力持ち的にPTへ貢献したい方に向いています。

レンジの中でも吟遊詩人に関してですが、これは慣れている人でも難しいと感じるほど管理する要素が多いジョブなので戦闘自体に慣れない内にメインジョブにするのはオススメできません。詳しいことは吟遊詩人の項目にて解説します。

属するジョブは『吟遊詩人』『機工士』『踊り子』。

Magical Ranged DPS(キャスター)
召喚士のSS

レンジが補助に特化したスキルが多いのに対し、キャスターは魔法火力を重視した遠隔ロールです。とはいえキャスターはリミテッドジョブを除く3ジョブで役割が大きく異なってくるので一括りにするのは難しいです。

共通して言えるのは長いキャスト(詠唱)を伴うことが大半のため、敵のタイムラインを把握した上で常に安置となる地点を予想しながら戦闘することが肝となります。滑りうちなどのテクニックを習得するまでは被弾が多くやや扱いが難しいジョブともいえます。

属するジョブは『黒魔導士』『召喚士』『赤魔導士』『青魔導士』。うち青魔導士はリミテッドジョブであるため、通常コンテンツファインダーやレイドファインダーでは使用できません。

リミテッドジョブは他ジョブとは違うシステムで実装されているジョブです。敵のスキルを見てラーニングすることで、自身のスキルを増やしていくシステムであるため、キャスターに属するものの『リミテッドジョブ』としてキャスターの他ジョブとは区別されることが大半です。

初心者プレイヤーがメインジョブを決めるなら

初心者プレイヤーがメインジョブを決めるとなった時に何が重要かと考えたとき、私は扱いやすさとPT貢献のしやすさをまず第一に考えます。そこを主軸として、ここからは各ジョブの特徴や立ち回りについてご紹介しようと思います。

自身のプレイスタイルを考えながらメインにするジョブを考えてみましょう。

各ジョブの特徴と立ち回り

ここでは『青魔導士』の解説はありません。

また、視覚的にわかりやすく★の数でオススメ度を表したいと思います。操作自体が不慣れプレイヤーが扱う場合を想定して書いてあるので、メインで使用している方に対して悪意があるわけではありませんのであしからず。

【ランク付けの表記について】
★☆☆:オススメしにくい
★★☆:どちらともいえない
★★★:オススメ

Tank

ナイト

ナイトのSS

扱いやすさ:★★★
PT貢献のしやすさ:★★★

他タンクジョブに比べると火力はやや劣りますが、自身やPTメンバーの防御を固めるスキルが豊富。序盤からリキャストの短いバフがある程度揃っているので、比較的初心者でも扱いやすいジョブです。魔法攻撃の種類が豊富で、ギミックの処理などで敵から離れてもDPSを落とさずに戦闘を続けられるのもナイトのメリットです。

一方で飛びつきスキルの習得に時間がかかるのもあり、他ロールと比べるとMT時に戦闘のテンポが悪くなりがちです。強力なPTバフであるパッセージ・オブ・アームズの使用感に癖があるのもややマイナスポイントかもしれません。

戦士

戦士のSS

扱いやすさ:★★★
PT貢献のしやすさ:★★★

特にこれといったデメリットはありませんが、ナイトがHPを減らさないタンクだとしたら戦士はHPが減ったら戻すタイプのタンクなので『HPが減ること』自体にストレスを感じる方にとってはハラハラすると思います。

もはやヒーラーがいらないとまで言われる攻撃、防御に回復までこなせるオールラウンダー。自己回復力が凄まじく、PT全体が危うい状態でも戦士1人で戦闘を終えてしまうこともままあるくらい長期戦性能に長けたジョブです。その回復もナイトと違い詠唱は伴わず、範囲攻撃を敵に当てるだけでほぼ全回復するほどの高性能さです。スキル回し自体も単純なので初心者に向いたジョブといえます。ちなみに無敵スキルも他タンクと比べるとリキャストが短いので危なそうなところで気軽に使えるのも良いところです。

暗黒騎士

暗黒騎士のSS

扱いやすさ:★☆☆
PT貢献のしやすさ:★★☆

漆黒まで最強と謳われたジョブです。味方にも張ることができる強力な単体バリアをもち、ある程度の火力を出しつつ防御面での補助をすることもできます。主に高難易度コンテンツでの出番が多く、MTSTどちらもの適性があるのでPTメンバーとの調整がしやすいです。

軽減バフに癖があるので序盤はPTメンバーを落としたり壊滅させたりといったこともあり得ます。無敵スキル『リビングデッド』を使用するとHPが1から減らなくなる代わりに10秒後までに全回復させないと戦闘不能状態になるため、状況によってはヒーラーがピリつくジョブです。ちなみに白魔導士はベネディクションという全回復スキルを持つので暗黒騎士と非常に相性が良いです。

ガンブレイカー

ガンブレイカーのSS

扱いやすさ:★☆☆
PT貢献のしやすさ:★★☆

操作難易度が高い分かなりの高い火力を出すことができ、高難易度コンテンツでの出番が多いです。また、ガンブレイカーの無敵スキルでは敵からのダメージを無効化するだけでなく、DoTや被ダメ上昇デバフなどの付与も防止できることが特徴です。

これといったデメリットはないものの、防御や回復性能では戦士やナイトに軍配が上がることから火力が出せないとPT貢献が難しいというところで慣れない内はあまりオススメできないジョブです。また、無敵スキル『ボーライド』も暗黒騎士同様挙動がやや特殊で、実行時には気を遣う必要があります。

Healer

白魔導士

白魔導士のSS

扱いやすさ:★★★
PT貢献のしやすさ:★★★

癖のない扱いやすいスキルばかりで、なおかつヒーラーの中では1・2を争うくらいの火力を出すことができるため好んで使用するプレイヤーも多いです。メディカラやリジェネによるHoT性能が非常に高く、一度実行すると放っておいても数秒後には全回復しているので、攻撃に専念しやすいのも特徴です。ヒーラーの中でもピュアヒーラー枠なので回復量も抜群!他ヒーラージョブと異なり、ベネディクションという全回復スキルを持っているので最もリソースのロスが少なく、無敵スキルのケアができます。

一方でグレアゴリラと蔑称があるほど回復や蘇生の仕事を放棄してまで攻撃に専念してしまう方が稀にいます。なまじっか火力が出るため楽しくなってしまうのはわかるのですが、ヒーラーとしての仕事を放置してしまわないように注意しましょう。火力に専念できているのは、相方がその負担をすべてかぶってくれているおかげかもしれません。

学者

連環計を発動する学者のSS

扱いやすさ:★☆☆
PT貢献のしやすさ:★★★

HPを戻すことが主な白魔導士・占星術師に対し、学者は敵のタイムラインに合わせて被ダメージ量を減らしHPを凹ませないことが主な役割です。バリア・軽減・継続回復のスキルが豊富で、スキルを上手く組み合わせることで被ダメージを0にすることも可能に!

学者は一部スキルがペット(妖精)中心で発動するという仕様上、地点を指定してペットを移動させるという一手間が必要です。慣れない内はちょっと気持ち悪く感じるかもしれませんが、これによりプレイキャラから距離がある場合でもきっちり回復や軽減を届けることが可能となります。

Patch6.4にて大半のバフの効果範囲が拡大されたことにより、この妖精中心発動の恩恵は少なくなりました。とはいえメンバーの立ち位置によっては今でも効果範囲から漏れることがあることから、この恩恵は失われていないと言えます。

全回復までHPを戻すことは不得意で、状況によってはめいっぱい回復リソースを使わないと戻せないことがあります。無敵スキルのケアの観点から言えば暗黒騎士やガンブレイカーとは相性が悪いです。

ちなみに学者のクラスは召喚士のクラスと共通のため、学者を育てるともれなく召喚士の解放条件を達成できます。一石二鳥でお得です。

占星術師

占星術師のSS

扱いやすさ:★☆☆
PT貢献のしやすさ:★★☆

エフェクトとモーションの美しさは随一。この美しさ目当てに占星術師を始める人もいるほどです。時限型のスキルが多く、敵の行動を予想してあらかじめスキルを使用した上で回復を発動させます。その回復量は凄まじく、他ヒーラーが様々なリソースを割いて全回復させるところを占星術師はスキル1つでほぼ全回復させてしまいます。

その一方でカードを引き適切に他プレイヤーへと配るという役割があり、操作難易度はヒーラー随一といっても過言ではありません。あまり初心者プレイヤーにオススメはできませんが、もしされるのであればまずは『とにかくリキャストごとにDPSへカードを配ること』を意識しながら操作してみましょう。

賢者

賢者のSS

扱いやすさ:★★★
PT貢献のしやすさ:★★☆

『カルディア』を使用しておくことで、わずかながらではありますが自身が特定の攻撃魔法を実行している間もカルディアの対象者が回復していきます。操作自体も比較的単純で、バリアヒーラーの入門ともいえるジョブです。

その一方で賢者はスキル名が似通っていて非常にわかりにくく、スキル名とスキルの効果が頭の中で一致するまでに少し時間がかかります。さらに、『エウクラシア』というスキルは一部のスキルの効果を変化させるという仕様上、使いたいスキルの前に必ずエウクラシアを打たなければいけないので慣れてくれば段々手間に感じると思います。その上、メリットとして述べたカルディアは『自身が攻撃していなければ回復しない』というデメリットでもあります。

解放の条件がファイター・ソーサラーいずれかのジョブがレベル70であることなので、解放まで時間を要します。プレイし始めてすぐ使えるわけではないので注意してください。

Melee DPS

モンク

モンクのSS

扱いやすさ:★★★
PT貢献のしやすさ:★★★

コンボルートが自由ながら、バフの関係で特定のスキルをほとんど交互に打ち続けるような単純なスキル回しが特徴です。序盤においてはかなり火力を出せて、範囲攻撃も豊富なことから初心者プレイヤーにオススメできるジョブです。

コンボルートが自由なことがメリットでありながらデメリットでもあります。バフ・デバフの効果時間も短いので少しもたつくとスキル回しが上手くいかなくなってしまう危うさも秘めています。その上方向指定もあるので慣れるまではうーんイマイチかなぁとなりがちなジョブです。

余談ですがネットミームとしてモンクは汗臭そうといわれています。そのせいなのかプレイ人口が少なめ…?個人的にはメレーの中で好きなジョブのひとつです。ちなみに『光のお父さん』の著者マイディ氏のメインジョブでもあります。

竜騎士

竜騎士のSS

扱いやすさ:★★☆
PT貢献のしやすさ:★★☆

コンボルートも火力とバフのルートを交互に繰り返すだけという単純さ。ウェポンスキルの間に挟めるアビリティも多いのでバーストに関わらずコンスタントに火力を出すことができます。FFといえば竜騎士といった風にFFを代表するジョブでもあるので人気は高いようです。

コンボルートが単純なことが単調さにつながり、戦闘中の飽きに繋がることもあります。一定して火力を出している分爆発的に火力を出すことはなく、あまり目立たないジョブです。さらに、範囲攻撃は前方直線範囲だったりして慣れるまでやや扱いにくいと思います。

忍者

忍者のSS

扱いやすさ:★☆☆
PT貢献のしやすさ:★★★

火力が高く、シナジースキルも優秀なことから高難易度コンテンツでの採用が高いジョブです。バースト時以外はバフを更新しながら忍気を溜めつつ、スタックが溢れてしまわないように忍術を使用するだけというやること自体は単純なジョブです。『縮地』という移動スキルがリキャストも比較的短くスタックされるスキルなので、ギリギリまで敵を攻撃するというテクニックを可能にしています。

その一方で「どうしても忍術が覚えられない…!」という声もチラホラ聞く上に、高難易度コンテンツで採用された忍者ですら忍術を失敗してミシディアうさぎを発生させてしまうという話も聞きます。比較的操作難易度が高いと言えるでしょう。

侍のSS

扱いやすさ:★★★
PT貢献のしやすさ:★★★

侍はシナジースキルがない分高火力を出せるようになっています。一見複雑に見えるコンボルートも実は月・花・雪の閃をそれぞれ集めて回っているだけという単純さ。移動スキルが豊富で、ギミック処理による移動にも対応しやすいことが特徴でしょうか。さらに、剣圧を消費するスキル『乱れ雪月花』や『返し雪月花』『奥義波切』『返し波切』については必ずクリティカルヒットし、クリティカルヒットの発動率を上昇させるバフを受けていた場合はこれらのスキルの与ダメージが上昇します。

特別目立ったデメリットはありませんが他のメレージョブ同様、方向指定に失敗すると火力のロスが大きいです。『トゥルーノース』を使用したスキル回しの習得は必修といってよいでしょう。

リーパー

リーパーのSS

扱いやすさ:★★★
PT貢献のしやすさ:★☆☆

Patch6.0で追加となった鎌を武器とするジョブで刺さる人には刺さるジョブ。特定のウェポンスキルを使用しながらソウルゲージを溜め、ソウルゲージを消費するスキルを使用してシュラウドゲージを溜め、レムールで一気に畳みかけるという流れであり、すること自体は単純です。前方後方で移動スキルを使い分けることができる上に、『リターン実行可』のバフが付与されていれば移動時に出現したヘルズゲートへ戻ることができます。

シナジーDPSではあるものの結果として自身を強化する類のバフなのでシナジーとしてはなんだかイマイチです。また、解放の条件がファイター・ソーサラーいずれかのジョブがレベル70であることなので、解放まで時間を要します。プレイし始めてすぐ使えるわけではないので注意してください。

Physical Ranged DPS

吟遊詩人

吟遊詩人のSS

扱いやすさ:★☆☆
PT貢献のしやすさ:★★★

2種のDoTに3種の歌によるバフ、バーストの起点にもなる『バトルボイス』を持つ遠隔物理DPSです。軽減バフはもちろん、PTメンバーにも効果のある一部のデバフ解除スキルなどバフ・デバフのスキルが非常に豊富でレンジの中では最もPTを補助している感がでるジョブです。

『戦歌ゲージ』『ソウルボイスゲージ』『コーダシンボル』のジョブ固有のゲージ管理に加え、2種のDoTを管理し、かつバーストの起点となるバフも管理しないといけないので高レベルになればなるほど操作難易度が高くなります。序盤の吟遊詩人は扱いやすいですが、メインジョブとして進めていくには向いてないかもしれません。

機工士

機工士のSS

扱いやすさ:★★☆
PT貢献のしやすさ:★☆☆

味方の支援に特化しているレンジの中で、唯一火力に特化したジョブです。ひたすら基本コンボを繋げ、合間でアビリティを挟む戦闘スタイルで敵との距離が空いても火力をロスしないメレーといった印象。

とはいえ現状ではメレーほどの火力も出ず、器用貧乏となってしまっています。高難易度コンテンツの採用率も低く不人気です。モーションは非常にかっこいいのですがそれだけではメインジョブにはなり得ない…!

踊り子

踊り子のSS

扱いやすさ:★★★
PT貢献のしやすさ:★★★

レンジの中で最も扱いやすいジョブです。踊り子は基本的には『スタンダードステップ』と『テクニカルステップ』2種の踊りを交互に踊っていくだけ。コンボルートも単体か範囲かの使い分けのみでprocしたら使用するという単純さが良いところです。

デメリットと言うほどの要素はありませんが、しいて言うならシナジージョブであるため火力が抑えめなところくらいでしょうか。初心者プレイヤーでも扱いやすく、PTへの貢献がしやすいジョブだと思います。

Magical Ranged DPS

黒魔導士

黒魔導士のSS

扱いやすさ:★☆☆
PT貢献のしやすさ:★★☆

エレメンタルゲージを調整しながら爆発的な魔法火力を出すジョブ。高難易度コンテンツでの採用も多く、操作難易度の高さに見合うだけの高火力から上級者に好まれます。詠唱が長いため敵のタイムラインを把握した上で予め安置を予想して行動、あるいは安置にいる味方に飛びつくなどのテクニックを要します。FFを代表するジョブのひとつでもあるため興味があるプレイヤーは多い模様です。

テクニカルなジョブなので操作難易度は非常に高いです。エレメンタルゲージをきちんと管理できないと火力のロスが大きいという欠点もあり、初心者にはオススメできません。

召喚士

召喚士のSS

扱いやすさ:★★★
PT貢献のしやすさ:★★★

召喚士はスキル回しが非常に単純で、キャスターでありながら詠唱を伴うスキルが少ないので他キャスターほど移動に気を遣わなくて済みます。基本的に使えるスキルはすべて吐き切ってしまえばオッケーというお手軽さ。赤魔導士ほど連発できないものの迅速蘇生が可能なので、PTの立て直しにも貢献することができます。

性能面でのデメリットは火力が抑えめであることくらいで、初心者にもオススメしやすいジョブです。初期状態だと召喚獣が大きく戦闘中邪魔な上にモーションが派手に明滅するので、テキストコマンド『/petsize all small』でペットのサイズを小さくしておきましょう。

ちなみに召喚士のクラスは学者のクラスと共通のため、召喚士を育てるともれなく学者の解放条件を達成できます。一石二鳥でお得です。

赤魔導士

赤魔導士のSS

扱いやすさ:★★☆
PT貢献のしやすさ:★★★

魔法攻撃によりブラックマナ・ホワイトマナがある程度溜まったら敵に飛びつき、近接攻撃のコンボルートを叩き込むというわかりやすいスキル回しです。テクニックなしに詠唱すると長いですが、赤魔導士の特性『連続魔』を活用することで次に実行する魔法を詠唱なしで実行することができます。物理と魔法を使い分けるという特性から、ギミック処理による火力のロスを減らしてひたすら攻撃を続けたいというプレイヤー向けにはオススメのジョブです。連続魔を活用した連続蘇生により立て直し性能が非常に高いことから、高難易度コンテンツの早期攻略や練習で重宝されるのもポイントが高いですね。

火力・防御・回復・蘇生とオールラウンダーではありますが、その分DPSとしては火力が抑えめです。さらに、壊滅状態になるケースが多いコンテンツでない限りは回復や蘇生の役回りはほとんど回ってこないのでそうなると黒魔導士を出した方がいいかも?となることも。

ケース別立ち回り集

ここからはよくあるケースを例に挙げて、各ロールが行っている立ち回りを見ていきます。

戦闘開始

戦闘態勢のキャラクターのSS

通常コンテンツでは戦闘開始前にカウントダウンがかかることが極稀です。大きく出遅れているパーティメンバーがいない限りは、タンクが敵グループ・ボス前に到着次第飛びつき・投擲スキルを使用して戦闘開始します。ヒーラーはヘイトをとっているタンクの補助や被弾したDPSの回復を行いながら攻撃を行います。

ここでダンジョンであれば多くの場合まとめ進行すると思いますが、ヒーラーやDPS少しでも先にいこうと焦って移動すると次グループのヘイトがそちらに飛んでしまいます。『先釣り』というマナー違反になりますので少なくとも野良ではやらないように気を付けましょう。

バーストを合わせる

バーストは高難易度コンテンツにおいて強く意識されるテクニックのひとつですが、通常コンテンツでも有用なので手慣れてきたら意識していきたいところ。

わかりやすいのはパーティ全体効果のバフがかかった瞬間です。自身もバフを発動することでバーストを合わせられます。慣れてくるとスキル発動時の効果音を頼りに合わせられるようになります!

参考までにバーストの起点になりやすいシナジースキルについていくつか書いておきます。
・踊り子)テクニカルステップ、フィニッシュ
 自身の周囲15m以内の敵に範囲物理攻撃。
 ステップ成功時追加効果:自身と周囲30m以内のパーティメンバーに「テクニカルフィニッシュ」と「エスプリ」を付与する。
 効果時間:20秒
 *成功回数が4回のとき:威力1200および効果量5%
・詩人)バトルボイス
 一定時間、自身と周囲のパーティメンバーのダイレクトヒット発動率を20%上昇させる。
 効果時間:15秒

強力な全体攻撃がくる

詠唱する賢者のSS

敵のタイムラインや予兆を頼りに、強力な全体攻撃が来ることがわかっている場合は発動直前にタンク・ヒーラー・DPSそれぞれが軽減バフを実行します。

タンクは全体軽減バフ。ヒーラーはバリアや軽減バフを実行したり、カウンターヒールの詠唱を始めたりします。ではDPSはしなくていいのかいえばそうでなく、敵に対して与ダメージ低下のデバフを付与したり自衛のためのバリア・軽減を実行しておくことが望ましいです。もちろん全体効果の軽減バフが使えるのであればそこに合わせて入れられるとなお良いですね。

壊滅の危機

壊滅の危機というのは稀ですがあります。理由としてはタンクが不慣れでヘイトを取り切れていないだとか、ヒーラーの回復が追いつかないなど様々ありますが…そういう時にはスキルの温存せずやれるだけのことはやっていきましょう。

タンクは無敵スキルを使用してもいいのでとにかくヘイトをきちんと取り返しましょう。まずはスタンスがついているかを確認して、ついていれば敵対リストを確認しつつ範囲攻撃。これで大体のヘイトは戻ってくるはずです。ヒーラーや蘇生持ちDPSが狙われると立て直しを諦めることになります。

ヒーラーはタンクが無敵スキルを使用したらそのケア、その合間でHoTをいれて蘇生を行いましょう。

DPSはタンクが落ちた場合意外と真っ先に狙われがちです。もし狙われ始めたら、最悪の場合軽減バフや回復スキルを入れるまでの間走って逃げても問題ありません。敵によっては射程距離が短いことがあり、逃げて距離を話すと攻撃を受けずに済みます。

また、蘇生持ちのDPSについては火力度外視で蘇生していくと喜ばれます。ヒーラーとタンクの優先順位はその時の状況にもよりますが、個人的にはタンクより先に起こしてもらえると嬉しいなあとは思います。

メンター
メンター

言い方は悪いですがDPSを盾にしてヒーラーがタンクを起こすことで結果的に立て直せることがあるのです。蘇生してすぐ回復体制に入れますからね~

無理しない!バランスタイプの快適レベリング

思ったより記事が長くなってしまったのでここでは詳しく書かないのですが、ざっくり流れを書くと以下の通りです。

メンター
メンター

ジョブクエストに関してはまとめて進めようとすると結構時間がかかるので、良い子のみなさんは空き時間でコツコツ進めましょうね。筆者は横着してサブジョブのクエストをまとめてやったら意外と長くて悶えながら進めました。

無理しない快適レベリング
  • Lv1
    討伐手帳・メインストーリー
  • Lv15
    コンテンツルーレット・レベル適正ダンジョンの周回

    ルーレットを回ってまだレベリングをする気力があれば、レベル適性のダンジョンを周回することで確実に上がります。

    経験値アップイヤリングや適当な食事、FCアクション、アーマリーボーナス、軍用バトルボーナス、レストボーナスetc…経験値ボーナスを上げるための努力は最大限しておきましょう!

  • Lv71
    南方ボズヤ戦線

    解放するまでに少し手間がかかりますが、その手間をもってしてもお釣りが返ってくるほどの効率と快適さです。コンテンツエリアに入るとレベル80にシンクされ、かつ装備更新も必要ないのでカンストまでずっと籠っていられます。

    エリア内ではは本来未修得のスキルも使えるので操作に慣れるのにも向いています。

    同じコンテンツでもう二か所エリアを解放できるようになりますが、レベリングだけであれば南方ボズヤ戦線が解放できればレベリング無双できます。

これから育つジョブの為の装備更新

序盤に関してはジョブクエストで受け取れる装備と店売りの装備で事足りるのですが、Lv50からは詩学、Lv90では因果・神曲というトームストーンと交換する装備が出てくるのでそれを付けていくことになります。トームストーンに余裕があるのであれば、サブジョブの装備品を集めておくと快適にレベリングできます:D

各レベル帯の装備更新
  • Lv50
    ガーロンド

    リムサ・グリダニア・ウルダハの『ロウェナ商会の商人』

  • Lv60
    イディル

    イシュガルドの『ロウェナ商会の商人』、またはイディルシャイアの『ヒスメナ・ベルタナ』

  • Lv70
    スカエウァ

    クガネの『ロウェナ商会の商人』、またはラールガーズリーチの『エシナ・エンナ』

  • Lv80
    クリプトラーカー

    クリスタリウムの『モーエン商会の商人』、またはユールモアの『アイマーク・ファサード』

  • Lv90
    クレデンダム・アナバセイオス・ディアドコス

    トームストーン神曲やノーマル万魔殿パンデモニウムの報酬での交換、マーケットに売っているディアドコス装備を購入

    高難易度コンテンツを行かない想定での最終装備はクレデンダムとなります。神曲は週制限が設けられているので気長に集めていきましょう。その間もできるだけILの高い装備を付けておくとダンジョンにいくのも楽になります。

ジョブ選択の肝

マーケットボードを見ながら確認するキャラクターのSS

ここまで長々と書きましたが、つまるところメインジョブは『かっこいい!きれい!と思える』『自分のプレイスタイルに合う』ことが最も重要です。そのどちらかが欠けると使っているジョブで続けていくモチベーションが維持できず、結果楽しくないなぁとなりがち。

攻撃の手を止めたくない人、誰かの助けになりたい人、敵に殴られたい人など色々あるとは思います。メインジョブを決定する際には、じっくりと自身がどのようなプレイスタイルなのかを考える必要がありそうです。

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