零式はひとつの目標
戦闘に少しずつ慣れてきたので、もっと難易度の高い戦闘に参加したいです!
FF14をプレイしてきて戦闘が好きであれば、次の目標は高難易度コンテンツへの参加!という方も多いです。極・幻から上位のコンテンツはこれまで得てきた戦闘知識の集大成。腕試しするにはうってつけのコンテンツだと思います。
今回は高難易度コンテンツ、特に零式を中心にしてお話していきます。CFと違って高難易度コンテンツは参加の仕方がちょっと特殊なので、参考にしてもらえるときっと安心して参加できます:)
高難易度コンテンツを攻略することで何がある?
高難易度コンテンツはメインストーリーを進める上では必須でないコンテンツです。
しかし、通常コンテンツでは入手できないILの高い装備や称号を入手することができますので、極~零式付近の高難易度コンテンツは旬の時期だと賑わっています。
また、高難易度コンテンツは通常コンテンツと違い『練習フェーズ』を前提としたコンテンツです。当然攻略できるだけのプレイヤースキルを求められる戦闘になるので、副次的に自身のプレイヤースキルの向上を望めます。
個人的には高難易度コンテンツを攻略した恩恵はプレイヤースキルの向上というところが一番大きく、『戦況の把握』『パーティのHP管理』『壊滅状態時の判断』といった能力はここで培われたように思います。
コンテンツの難易度は以下のように表現されることが多いです。
絶>>零式>幻・極>アライアンス>ノーマルレイドなど
零式の下準備
零式実装直前から野良攻略にかけての下準備を簡易チャートにしてあります。
- 実装前新式装備+Nレイド装備/最新極武器で揃え、禁断しておく
ノーマルレイドで入手できる『朽ちた~』は週の取得制限があります。零式実装に間に合うよう忘れずに取りに行きましょう。
- 実装直後対応する零式の木人討滅戦でスキル回しの練習と火力の確認をする
零式が実装されると同時に関連する木人討滅戦が解放できます。最新薬と料理も含め、攻略できる程度の火力を有しているかを確認しておきましょう。
- 攻略攻略動画が出ていたら一通り目を通してギミックのイメトレ
*感覚派の人はイメトレよりまずは初見未予習PTに参加しても良いです
木人討滅について
木人討滅戦は、選択した難易度の木人を制限時間内に壊すコンテンツです。木人を壊せるかどうかを基準にし、自身のDPSをチェックすることができます。
高難易度コンテンツでは高度なギミックを処理しながら、攻略できる程度のDPSを出すことを求められます。そこで棒立ちしている木人すら壊せない火力で行っても、高難易度コンテンツのボスを攻略することは不可能です。挑戦する前に木人討滅は行っておきましょう。
ぬけまる式?犬丸式?G8?
募集文を見るとぬけまる式、犬丸式、ハムカツ式などの〇〇式という文がよく出てきます。これは所謂攻略組の人たちの解法を端的に示したものであり、自分が使いたい解法を採用したPTに参加することになります。
ぬけまる氏、犬丸氏、ハムカツ氏などの解法が公開された後、game8で最適化された後打ち合わせマクロが作成されて野良の主流になることが多いです。
◇有名どころの解法
敬称略
・ぬけまる ・犬丸のぞみ ・ハムカツトンカツ
・イディルシャイア居住区 ・ほぼララ ・しのしょー ・akito 等々…
募集文の見方
零式では募集ジャンルが次のように分かれます。
【初見未予習PT】
→ 初見未予習歓迎 / とりあえず行ってみよう / 楽しみましょう!
【フェーズ練習】
→ (ギミック)練習 / 〇〇式 / (ギミック)安定からの(次のギミック)練習
【初回コンプリート目的】
→ クリ目 / あわよくばクリア
【消化コンプリート目的】
→ 断章PT / 1-4消化 / 〇層のみ消化
さらに細かく見ていくと…
さらに細かく見ていくとそのPT固有のルールが書かれています。参加前にきちんと確認しておきましょう。
- 1飯RC→料理1つ分(30分)でレディチェック。全員〇なら継続
- 3滅解散→3回全滅で解散。無慈悲
- マクマカ〇→マクロとフィールドマーカーありますの意味
- game8/G8→ゲーム8マクロ準拠の意味
- 〇〇式→主要なギミックの解法
- お手伝い歓迎→今週分クリア済みでも参加してオッケーの意味。報酬が減る可能性あり
- ゆるつめ/詰め→バーストのタイミングなどもきっちり決めてできるだけ早いクリアを目指すPT
- 固定募集→攻略のための固定PTを募集しているだけ。顔合わせのための募集
- 飯薬〇→基本的には最新の料理と最新の薬を使うことを求められる
- フリロ→フリーロット。ドロップ品に全力NEEDしても許される
- 取り抜け→一般的には左取り抜け。左からロットしていき、入手した人から退出する。貰える確率は上がっていくがお土産は一つだけ。
- 傭兵→募集主を出荷したり、募集主が目的としているドロップを取らせるための募集。指定場所に向かえば報酬のギルが貰える。戦闘に自信がある人が入ってくることが多い
打ち合わせについて
零式は戦闘開始する前に打ち合わせを必要とするコンテンツです。そこで出てくるのが所謂「マクロ」。野良では一般的にgame8で公開されたマクロで立ち位置や解法の確認を行い、バーストやバフ配分の相談をします。 できるだけ短くなるように省略される言葉などもありわかりにくいところもあるのでざっくり書いておきます。
- T/H→タンク/ヒーラー
- D→DPS
- 基本散開→散開位置
- 十字/X字→これも散開位置
- 44→基本的にはMT組・ST組で頭割りを処理するときに使われることが多い
- 2222→ペア散開で使われる。合わせて十字・X字の記述があることもある
- H1→ピュアヒーラー
- H2→バリアヒーラー
- D1→メレー
- D2→メレー
- D3→レンジ
- D4→キャス
- ボスを見て/ボス固定/A固定→ギミックを処理するとき何を基準にするか示したもの。理解できていない人がいると死人が出る
- MT>ST>……→「>」はギミックの処理の際の優先度を示しています。
- MT組→MT、H1、D1、D3
- ST組→ST、H2、D2、D4
- 1・3無敵→タンク無敵受けの際の宣言。それぞれ無敵のリキャストが違うのでどこで無敵受けするかはジョブの組み合わせによる
- 牽制、リプ、アドル等々→バーストや軽減スキルのこと。他にも同じスキルを使えるジョブがいる場合被ると勿体ないので先打ち後打ちの相談が入ることがある。
基本的にはジョブ被りなしロール被りなしで挑みますが、練習の時は割とその制限は撤廃されがち。被ったら空いている枠に調整で入ることもあります。
バーストについて
数多ある攻略記事にも書かれている通り、バーストとは瞬発的に高火力を出すことです。普段IDなどではあまり意識されませんが、こと零式やそれ以上の高難易度コンテンツであればバーストありきで話が進んでいきますので一応書き残しておきます。
バーストの前提
- 自分の装備に適した料理を食べる
- カウントダウン前に”下拵え”を済ませておく
バーストを行う前の1~2GCDの間に準備ができないジョブ(踊り子のテクニカルステップ、忍者の零の型等)、またバースト中の軽減を担うジョブ(ナイトのディバインヴェール、賢者のEプログノシス等)はカウント15~3秒の間に済ませます。 - 詠唱が長い黒魔・赤魔はスペルスピードの積み具合によってカウント3秒あたりから攻撃スキルの詠唱を始めます。
- ジョブによってはカウント3秒~5秒に薬を割ります。
バーストですること
- 薬を割る
- バフを使ってから威力の高い攻撃を吐く
- GCD合間のアビリティスキルは1~2個くらい。それより多いとGCDが止まる可能性があります。
一般的にバーストは2GCDで行われることが多いですが、稀にそれより早い或いは遅い場合もあります。このシナジーが入ったら自分も入れるという風に決めておくとタイミングが調整しやすいかもしれません。
また、各シナジースキルのSEを覚えておくとバフ欄を見なくてもバーストのタイミングがわかるようになります。 DPSに関してはどのコンテンツでもスキル回しが決まっていることが大半なのでまずは最適化されているスキル回しを覚えることから始めてみましょう。
参考までにシナジースキルについていくつか書いておきます。
・召喚)シアリングライト
一定時間、自身と周囲のパーティメンバーの与ダメージを3%上昇させる。
効果時間:30秒
・赤魔)エンボルデン
一定時間、自身の与魔法ダメージを5%上昇させる。
効果時間:20秒
追加効果:周囲のパーティメンバーの与ダメージを5%上昇させる。
効果時間:20秒
・踊り子)テクニカルステップ、フィニッシュ
自身の周囲15m以内の敵に範囲物理攻撃。
ステップ成功時追加効果:自身と周囲30m以内のパーティメンバーに「テクニカルフィニッシュ」と「エスプリ」を付与する。
効果時間:20秒
*成功回数が4回のとき:威力1200および効果量5%
・詩人)バトルボイス
一定時間、自身と周囲のパーティメンバーのダイレクトヒット発動率を20%上昇させる。
効果時間:15秒
効果時間を見るとわかる通り、召喚はバーストのタイミングより少し早めに打ちますし、バトルボイスはギリギリに打ちます。軸にしやすいのはエンボルデンやテクステですね~
そもそもGCDってなに?
ではそもそもGCDとは具体的に何を指すのか。これはグローバルクールダウンの略であり、リキャストが他のスキルと共有になっているが為にスキルを使うと他のスキルのリキャストも回ることを意味しています。FF14では魔法、ウェポンスキルがGCDを伴うスキルとなっています。使うスキルがどのジャンルに属するのかはスキルの説明文のところで確認しましょう。
・アビリティ
所謂即打ちスキル。どんどん使っていく。
・ウェポンスキル、魔法
GCDが回るスキル。AAを除く通常攻撃ないし回復に使えるスキルではあるものの、ジョブによってはGCDが止まってしまうので迅速魔・神速魔・ライトスピードなどを活用しないとDPSの損失が出ることもあるので多用には注意。
ヒーラーの目線でいうと基本的にはアビリティを優先して回復するのはそうなんですけれど、ヒールチェックなどでそれだけでは足りないことがあります。そういう時は例外で、回復量の多いウェポンスキルを優先してスキルを回すことを考えた方が最終的にはDPSが上がるかもしれません(白魔のケアルガ、学者の士気高揚、賢者のプログノシス)。
占星に関してはヒールチェックの際マクロコスモス一発で戻すことが多いのでダメ押しの詠唱はほぼいらないと思います。
個人的な所感
個人的な所感なのですけれど、上記にも書いた通り火力の出る人はGCDを止めないことを意識しています。ギミックでやむを得ず止まる場合は仕方ないもののそれ以外はアビリティを挟みながら常にGCDを回しているみたいです。また、その際DoTの意識も大事で、よくDoT稼働率〇%という風に表現されたりします。絶コンテンツに参加するようなトップランカーでも90%前後なので、一般プレイヤーなら80%超えたらかなり良い方でしょうかね?
とにかく、火力を出すためにはGCDを止めないことやDOT管理を徹底すること。その上でPTの状況を見ながらバーストを合わせることができれば安定した火力の出るプレイヤーになれますね!
プレイヤースキルを磨いてもっと楽しんでほしい
この記事を読んでいるプレイヤーの中には「戦闘は苦手…。」という方もいると思います。敵を倒すこと自体が嫌なのであれば別ですが、その苦手は自身のプレイヤースキルからくるものかもしれません。
個人的には、零式まで行かないにせよ極くらいまでは戦闘が苦手な人も頑張ってみてほしいです。挫けながらも頑張って練習して、クリアする頃にはきっと今までとは違う景色でエオルゼアを眺めていると思うので!
戦闘苦手な私からのちょっとしたお願いでした:)