今回のメインはPatch7.0の情報公開
これまでロンドン、ラスベガスときていよいよ東京で開催されたファンフェスティバル。少しずつ情報公開されることで、7.xがどのようなプレイ体験となるのかが見えてきましたね。
遅ればせながら、今回は東京ファンフェスで公開された新情報を中心に確認していきましょう。
この記事では2024年1月16日に公開されたPatch6.55に関する情報及びネタバレは出てきません。更に、ロンドン・ラスベガスで公開された新情報についてはまた別記事にてまとめて出そうと思っているので今回は割愛します。
ファンフェスティバルってなに?
概要
新たな拡張パッケージがリリースされる前に新情報をファンたちと共有するための場として設けられたのがファンフェスティバルです。
ステージでは吉田氏が新情報を告知を行った後、ゲストを招いてのトークショーや生アフターレコーディング、THE PRIMALSのライブなど多くのイベントが行われています。また、ステージ以外でも実装予定コンテンツの先行体験やアスレチック、ファン同士の交流スポット、物販スペースなどが用意されており楽しめること間違いなし。中にはコスプレをしてファンフェスに参戦する人も!
主なアクティビティ
FAN FESTIVAL 2024 in TOKYOでは以下のアクティビティが用意されていました。
- バトルチャレンジ 『アスラ討滅戦』
- モーグリキャッチャー~超える力でゲットクポ!~
- リアルトレジャーハント
- FFXIV TTRPG プチ体験会
- FFXIVリアル謎解きゲーム『アジムステップを駆ける星』
- YOKERO -タイタン討滅戦-
- ねらえ、クリティカル!イフリート討滅ダイスチャレンジ
- メッセージボード
- リアルコミュニティファインダー
- ストラックアティン
- 竜の眼バッティングチャレンジ
放送されるプラットフォーム
無料ストリーミング
『スペシャルライブ』を除くステージプログラムがアーカイブなどで視聴できます。
- youtube DAY1
- youtube DAY2
- Twitch
- ニコニコ生放送 DAY1 メインステージ
- ニコニコ生放送 DAY1 サブステージ
- ニコニコ生放送 DAY2 メインステージ
- ニコニコ生放送 DAY2 サブステージ
有料ストリーミング
日本ファンフェスでは『スペシャルライブ』について、有料配信チケットを購入することで今からでもアーカイブで視聴できます。
- StreamPass
- FanStream
>チケット価格
両日視聴チケット 3,500円(税込)
※ 別途、システム利用料440円(税込)が必要
>販売期間
2023年12月19日~ 2024年2月5日 23:59頃
※ 期間中はアーカイブ視聴が可能
>アーカイブ期間
2024年1月9日~ 2月6日 23:59頃
パッチ情報の発表
DAWNTRAIL 黄金のレガシーについて
光の戦士は、エオルゼア西方に位置する”トラル”からとある人物の来訪を受ける。そこで以来されたのは、新たなる王を決める「継承の儀」への助力・・・。
継承の儀に関わるという「幻の黄金郷」に惹かれた光の戦士は、アルフィノ、アリゼー、そしてエレンヴィンと共に海を渡る。
しかし、そこで待ち受けていたのは、”暁”を二分しての苛烈な王位継承レートであった・・・。
--[Day 1] FINAL FANTASY XIV FAN FESTIVAL 2024 in TOKYO
トラル大陸はアルデナード小大陸(三国を含む大陸)の西方にある広大な大陸のことです。今まではクエストなどで『新大陸』と表現されてきましたが、7.0実装に伴いその新大陸が『トラル』という名称であることが明かされました。
現在ではプレイヤータウンである『ヨカ・トラル』『トライヨラ』『ソリューション・ナイン』、新フィールド『オルコ・パチャ』『ヤクテル樹海』『コザマル・カ』『ヘリテージファウンド』の情報が公開されています。
あくまで私の想像の域を出ないのですが、トライヨラはリムサやオールドシャーレアンとの海路で繋がりそうですね。少しでもテレポ代節約できるかな…。
新たなジョブ・リミテッドジョブ
遠隔魔法DPS:ピクトマンサー
ロール:遠隔魔法DPS
武器:筆
対応クラス:なし
初期レベル:レベル80
ジョブクエスト開始場所:グリダニア
絵筆に似た魔具「筆」を手に、練り上げた魔力を魔力を「絵の具」に見立て、溢れる想像力を具現化して戦う絵画魔法の使い手。
--[Day 1] FINAL FANTASY XIV FAN FESTIVAL 2024 in TOKYO
描いた生物や武器、さらには風景すらも具現化する。
絵を描くには詠唱時間を要するが、それを補うための無詠唱魔法やアビリティを持つ。
東京ファンフェスまでジョブ予想が行われていた遠隔魔法DPSですが、多くの予想を裏切らず『ピクトマンサー』が実装することになりました。
ポップ&キュートでSS勢にも好まれそうなこの新ジョブはどのような使用感になるのか楽しみですね!私も7.0リリース後メインジョブのレベリングがある程度終わったら触ってみようと思っています:)ピクトマンサーを高難易度コンテンツで出せるくらいまで使いこなせたらいいなぁなんて。
シナジージョブとして出ますがキャスター枠のバッファー・デバッファーとしての役割が与えられるのでしょうか?DPSがいいけどみんなの補助もしたい…そんな人に向いているかもしれません。
なお、「ピクトマンサーは蘇生を持っておりません」とのこと。既にキャスターの蘇生枠としては既に赤魔・召喚がいるので蘇生を持たせない選択をしたのは無難かと思われます。
リミテッドジョブ:魔獣使い
ファンフェスでは今後このジョブがリミテッドジョブとして登場しますという告知しかありませんでしたが、FF5で実装されている『魔獣使い』から考えるとモンスターを捕まえてそのモンスターの技を使うジョブとなるでしょう。どのように青魔導士との差別化を図っているのか楽しみですね。
新たな種族・部族
新種族:ロスガル♀
イルサバード大陸に由来する民族。
--[Day 1] FINAL FANTASY XIV FAN FESTIVAL 2024 in TOKYO
男女の出生比率には極端な偏りがあり、女性は男性に比べて少ないが、その肉体は強靭かつしなやかであり、優れた指導者として才を発揮してきた。
トラル大陸においてはシュバラール族と呼ばれ、ヤクテル樹海に本拠地を有している。
暁月リリースの際のファンフェスにてヴィエラ男性実装するんだから…と言われていたロスガル女性が満を持して実装されます。
東京ファンフェスではロスガル女性の紹介ムービーが流れたのですが、私を含めた一部のケモナーヒカセンが思わず席を立ってしまうような美しさで感動しました。獣らしい毛並みや身体つきなどワイルドさを出しながらも、女性的な所作が失われていないところはもう流石としか言いようがありません。
プレイヤー種族『ロスガル族(女性)』は『漆黒のヴィランズ』のプレイ権があれば楽しむことができます。
指先の美しさや腕の筋肉など、たくましく強い女性が好きな人に刺さりそうな種族となっています。
交流する部族
- ペルペル族
- モブリン族
- ヨフカイ族
- ハヌハヌ族
- マムージャ族
新たなプレイヤータウン
ソリューション・ナイン
トライヨラとは、まったく異なる文明によって築かれた摩天楼都市。
--[Day 1] FINAL FANTASY XIV FAN FESTIVAL 2024 in TOKYO
新たなフィールド
異常なほどの雷気に満たされた地域。
--[Day 1] FINAL FANTASY XIV FAN FESTIVAL 2024 in TOKYO
分厚い雷雲に阻まれて陽光はほとんど差し込まないが、昼夜を問わず閃く紫電によって、荒れた大地が照らされている。
??????(ダンジョン)
新たな強敵たち
- 『ヴァリガルマンダ』
- 『エリミネーター』
- 『バレルテンダー』
新たな製作レシピ
例年通りであれば7.05でバトラー新式、7.1でギャザクラ新式、7.2でバトラー新式2、7.3でギャザクラ新式2、7.4でバトラー新式3が実装されると思われます。
7.0~7.05で金策を行うつもりの人はスタートダッシュを決めるために今からインダガトル装備の禁断や料理・薬の量産を済ませておきましょう:)
レベルキャップ開放
Lv100までレベルキャップが開放されます。
基礎バトルコンテンツの追加
メインストーリーや新フィールドの追加に際して基礎的なバトルコンテンツも追加となります。
- フィールドF.A.T.E
- モブハント
- トレジャーハント
- レベルアジャストサブクエスト
グラフィックスアップデート
全体的な質感の向上
新生10周年を迎え、度々生放送やインタビューで吉田氏が口にする『次の10年』に向けた構想として7.xにて段階的にグラフィックスアップデートが実施されます。
元々リアルな質感を大切にしているFF14ではありますが、このグラフィックスアップデートで更なる質感の向上が期待されています。
その中でもアウラ族の瞳や角、各種族の髪の束・毛並みの質感向上が目覚ましく、人形のような表情をしていた種族に生気が宿りました。影の入り方や発色が変わったのもありよりリアルに表現されていますが、現行版のイメージとはかけ離れていません。
毛並みを表現するため専用のシェーダーが実装され、ロスガルはより毛が柔らかく表現されるようになりました。
個人的に最もおおっ!と思ったのは褐色肌のキャラクターの紹介です。影・ハイライトの入り方変わることで褐色肌・異色肌だとわかりにくい凹凸がわかりやすく表現され、つや感・立体感が増しています。
過去もっと肌が黒いヴィエラを使っていたのですけれど、その時は身体の凹凸があまり目立たずせっかくのスタイルの良さが表現できなかったのです。結果褐色の中でも薄い色にすることで凹凸を出したのですけれど、個人的にはもうちょっと黒い方が好みなんですよね…。
スクリーンショットを見てもわかる通り色白のキャラクターと並んでも大差ありません。
グラフィックスアップデートではアプデを記念して幻想薬が配られるということなので、そういった悩みはだいぶ軽減されそうですね:)
染色部位が2ヶ所に
全体的な質感向上と併せて、かねてより多くの要望が寄せられていた染色部位の追加も行われます。別の部位を染めたかったんだけど…というのはあるかもしれませんが、現状技術的に困難な部位もあるそうです。今後に期待!
新たな生活系大規模コンテンツ
新たな生活系大規模コンテンツは『コスモエクスプローラー』
開発中のためか配信ではふんわりとした紹介しかありませんでしたが、様々な惑星の開拓をテーマにしたコンテンツとなる予定だそう。同じく生活系大規模コンテンツである無人島はソロで黙々とやるコンテンツでしたが、こちらは他のキャラクターと協力しながら進めるコンテンツみたいです。イメージ的にはイシュガルド復興みたいな感じでしょうか?
新たなレイド
至天の座 アルカディア
アルカディアではこのグラボらしき塔が舞台となるそうです。雰囲気がガラリと変わったことでどのようなストーリーになるのかさっぱりですが、胸が熱くなる展開になること必至でしょう。
絶もうひとつの未来
希望の園エデンの一部ストーリーをモチーフにしたコンテンツだそうです。漆黒の登場人物は非常に人気が高いというのもあり、絶実装を喜ぶプレイヤーは多いと思われます。
新たなアライアンス
7.xでは、ご長寿MMORPGであるFF11をテーマにしたアライアンスが実装されます。ファンフェスではキービジュアルのみの紹介でしたが今後の配信でどんどん情報公開されていくことと思われます。楽しみですね!
継続コンテンツ情報
- 青魔道士アップデート
- ヒルディブランドシリーズ
- ディープダンジョン新企画
- ゴールドソーサーアップデート
- PvPアップデート
- 新たなヴァリアントダンジョン
フィールド探索型コンテンツ
こちらは7.x予定の為スクリーンショットなどの紹介はありませんでしたが、ボズヤ・エウレカのようなフィールドを探索して進めるコンテンツが用意されているようです。普段では考えられない人数で攻略に挑む大規模コンテンツが好きな方は続報をお待ちください:)
フリートライアル範囲拡大
現時点で既にPatch4.x『紅蓮のリベレーター』までフリートライアルで遊べるようになっています。7.0も出るし…と興味を持っている家族・友人に「無料でかなり遊べるよ!」と布教したら共に冒険する仲間が増えるかもしれません。
FFXIV × FFXVIのクロスオーバークエスト実装
XBOX版が2月にOBT開始
確定したわけではないですが2024年2月21日(水)頃に開始する予定だそうです。XBOXでちょっと触ってみようかな…と思っている方は続報に目を光らせておきましょう。
余談ですがFF14はクロスプラットフォーム開発されているゲームではあるのですが、プレイ権がPC版、steam版、PS版などと異なります。XBOX版についても異なるでしょうから、近いうちに別プラットフォームで遊ぶつもりで考えている方はご注意ください。
それぞれでプレイ権の購入が必要にはなりますが、異なるプラットフォームのプレイ権を同時に所有することは可能です。
しかし、PC版とSteam版ではアカウントの同期ができないという話もあり、恐らく後から始めた方は最初からになる可能性が高いです。Steam版については情報が少ないので、何か情報をお持ちの方いらっしゃったらご教示願います。
光の戦士の反応
約2年半ぶりの拡張パッケージ。盛り上がらないはずもなく、配信を視聴しているとウキウキで告知を聴いているプレイヤー達の様子が楽しめます。
- 紅蓮まで無料は控えめに言ってやばい
- きたああああああ
- 服の素材感すごい
- (ロスガル女性PVに対して)カジート*だ
- (ピクトマンサーの戦闘PVに対して)新鮮なエフェクトだった
- まさにスプラ*
- 攻撃特化じゃないのに蘇生なし。サポートが強い?
- 宇宙まで行ったから何てことない。思ったより近い
- テレポ代安くしてくれ~~
- PSO2*みたい…
- 近未来!?
*カジート:『The Elder Scrolls』シリーズにてプレイヤーキャラとして選べる猫タイプの獣人のこと。身体つきや雰囲気までよく似ている。
*スプラ:『スプラトゥーン』のこと。ピクトマンサーPVがポップだったことからスプラトゥーンを連想した人が多かった。
*PSO2:『ファンタシースターオンライン2』のこと。ソリューション・ナインのPVが流れた際にPSO2シップロビーに似た光景が映ったことから連想した人が多かった。
感想
約2年前の拡張パッケージ6.0の新情報が配信で話題に上がる頃。PLLにて吉Pが開口一番申し訳ございませんと泣きながら頭を下げたのがとても印象に残っています。
当時はまだコロナも収束しておらず、そんな中での開発であった為かクオリティを重視した結果『暁月のフィナーレ』の発売日がひと月遅れました。開発しているのは他ならぬFF14開発チームですから、個人的には納得がいくまで調整してほしいという気持ちで配信を見ていましたが…人一倍ゲームにかける情熱が強い吉Pは悔しさから泣いていました。
そんな彼が7.x新情報告知の大舞台を笑顔で迎えたということは、きっと順調に物事が進んでいる証だと思います。7.0リリースも予定通りならあと数ヶ月…期待を裏切らない素晴らしいユーザー体験を提供してくれることでしょう:)
参考
ストリーミング配信
当日のステージはストリーミング配信されています。アーカイブも残っているので見逃した方はこちらからチェックです。
この記事では新情報についてのみ書きましたが、配信では開発陣の製作秘話や日本語声優たちの生アフターレコーディングなども行われています。今からアーカイブでファンフェスを楽しみましょう:)
公式サイト・トピックス
「ファンフェスティバル 2024 in 東京」 ストリーミング配信について